2020-10-30 第203回国会 参議院 本会議 第3号
我が国は、唯一戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組をリードする使命を有しており、核兵器禁止条約が目指す核廃絶というゴールは共有しています。 一方で、核兵器のない世界を実現するためには、核兵器国を巻き込んで核軍縮を進めていくことが不可欠です。しかし、現状では、同条約は米国を含む核兵器国の支持が得られていません。
我が国は、唯一戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組をリードする使命を有しており、核兵器禁止条約が目指す核廃絶というゴールは共有しています。 一方で、核兵器のない世界を実現するためには、核兵器国を巻き込んで核軍縮を進めていくことが不可欠です。しかし、現状では、同条約は米国を含む核兵器国の支持が得られていません。
この深刻な状況の中で、ますます核兵器国と非核兵器国が乖離してしまうというようなことはあってはならない、こういったことで具体的な取り組みを進めていく、これこそ唯一戦争被爆国としての我が国の立場であると確信をしております。 この考え方に基づいて、具体的にどう我が国は振る舞うべきなのか、真剣に考えていきたい、このように考えます。